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2014年 10月 04日
竹内 和彦展

竹内 和彦展

  ■ 会期  2014年10月12日(日)~11月16日(日)
              AM10:00~PM5:00(最終日3時迄)

  ■ 場所  夢の庭画廊(上田市)
               上田市前山264-3
                   ℡ 0268-38-3236
                
               上田駅より別所線・塩田町下車徒歩30分
                                  タクシー5分
               (参考・塩田観光タクシー 0268-38-3151)


■ 竹内和彦画歴


1943  長野県坂城町生まれ
1966  武蔵野美術大学造形学部美術科卒業
1967  武蔵野美術大学造形専攻科修了
1967~2007 TRY展
1968~1977 新制作展
1993~2007 銀座ギャラリーモテキ個展(隔年)
1994~1998 東京展
2000~2014 TE’MOIN展
2002~2003 Grands et jeunes d’aujourd’hui (仏)
2006  ピヨンテク国際アートフェスチバル(韓)
2007~2013 EACH ONE展(ギャラリー絵夢)
2011  JAPAN ART WAVE2011in NEW YORK(米)
2012  個展 (銀座・ギャルリー志門)
2013  色の美学 形の詩学(銀座・ギャルリー志門)
2014  個展 (夢の庭画廊)
                 日本美術家連盟会員
■作品について
 太陽のイメージの創出と再現
     至高の秩序と調和の構図に           赤津 侃

 描き続けることは持続する精神であり、イメージの創出とイメージの再現は一つに結びつく。竹内和彦は一貫として、円と垂直・水平線に原理の構造を置き、淡く透き通るような色彩と、円を中心にした正方・長方形の配置配色で至高の秩序と均衡を求めてきた。混乱と混沌を昇華し、秩序と調和の緊密なバランスが、空間の深さと広がりの重層感を呼び起こす。
 決定的なことが一つある。画家の自由な発想とイメージの根源が自然と宇宙を一体化する太陽にあることだ。自らの精神の内景を太陽と一体化のイメージで止揚し、一切の具象性を排して、太陽の感覚が自己自身に回帰するが如く、イメージの創出と再現を図る。
 光に対する鋭敏な感覚と重圧から解き放たれたような自在な線と簡潔な形象が、宇宙のダイナミズムと永遠の時間を増殖させる。人間の知覚体験の不思議さを静溢の中に喚起し、その後、冷静なる熱狂のイメージが生成される場に展開する純粋で晴朗な“表現的抽象”である。         (あかつ ただし/美術評論家)

by yumenoniwa | 2014-10-04 16:23 | 夢の庭画廊


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