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2025年 04月 01日
夢の庭画廊2025年度企画
大浦 美智子展
2025年10月26日(日)〜11月16日(日)


# by yumenoniwa | 2025-04-01 12:00 | 夢の庭画廊
2024年 10月 20日
戸田みどり展「花も牛も―核にまみれた大地に生きる」
■会期 2024年10月27日(日)~11月17日(日)
AM10:00~PM5:00(水・木休廊/最終日PM3:00まで)

■お話し会 11月9日(土)午後1:30〜3:00(事前にお電話でご連絡ください)
      ゲスト:吉沢正己(希望の牧場・牛飼)
戸田みどり展「花も牛も―核にまみれた大地に生きる」_f0172607_18085505.jpg
■コンセプト
10年間 こんこんと湧き出る命の水 湧水をテーマに描いていました

しかし東日本日本大震災による原発事故で地下水が原発建屋に流れ込み猛毒の放射能に汚染されて海に流れ出したのをきっかけに被災地を訪れました 翌年は2015年浪江町にある希望の牧場を訪れました

放射能に曝された牛たち(黒毛和牛)330頭を殺処分しない と決めエサを与え牛たちの面倒を見続けてきた吉沢正己さんと出会ってから現地に通い牛たちを絵にしています

エサも人手も足りない過酷な状況の中で必死に生きようとする牛たちの姿に心打たれました 白内障 白血病 脳腫瘍など 様々な病気で命を落としてゆく牛たちを描いてきました 彼らは私たちの代わりに病んで死んでいく生き証人です
「世界中の人に この牧場に来て牛たちの姿を見てほしい」と吉沢さんは私に語りました

吉沢さんのお姉さんは私に「牛たちの目を見てください みんな悲しそうな目をしているでしょう?」被曝のためきっとどこかが痛むのでしょうか そうおっしゃいました

 止まることのない国の原発政策 再稼働 汚染水の海洋放出 汚染土の全国への拡散

「もし地球の自然保護がすべて人間の手にゆだねられていたなら自然はとうの昔に破壊されていただろう今なおその美を保っているのは神の摂理保存の力が働いているからではないか」(米村英二著現代に生きるイエスの言葉より)

未来ある子どもたちに安全な地球 ほんとうのふるさとを残すことは私たちに託された大切な使命ではないでしょうか


# by yumenoniwa | 2024-10-20 18:14 | 夢の庭画廊
2024年 10月 19日
戸田みどり 略歴
1970年 女子美術大学(短期)卒業後中島千波のアトリエに通う
1975年 NYロチェスターにて個展
1992年 第10回上野の森美術館大賞展 大賞
    第77回院展入選
2009年 NYにて「Living Waters」企画展
2012年 トロントアートエキスポにて「Living Waters」企画展
2015年 福島原発事故の被災地浪江町の牧場に通い始める
2019年 原爆の図丸木美術館にて個展
     「見捨てられた牛-フクシマより」戸田みどり詩画集出版
2021年 相模原市民ギャラリーにて「見捨てられた牛-明日へ」展
2023年 茅野市美術館市民館にて「見捨てられた牛-明日へ」展
2024年 第80回記念現展 会友推挙
2024年 信州上田市「夢の庭画廊」にて個展予定
   「花も牛も―核にまみれた大地に生きる」戸田みどり日本画展

日本美術家連盟会員
 戸田みどり 略歴_f0172607_18085587.jpg
見捨てられた牛―光あれ 2023―2 



# by yumenoniwa | 2024-10-19 18:18 | 夢の庭画廊
2024年 09月 22日
丸田恭子展
ー空間に感謝ー
会期:2024年9月22日(日)〜10月13日(日)
   AM10:00~PM5:00(水・木休廊/最終日はPM3:00まで)
丸田恭子展_f0172607_18162486.jpg

丸田恭子展_f0172607_18161447.jpg
夢の庭画廊/2024.9.22~10.13/に寄せて
 空間とは物理学、哲学、数学、建築学、、、などあらゆる場面で頻繁に誰もが使ってきた言葉であり人間が考え出した概念です。20世紀後半に発達した超弦理論では空間は10次元(9次元+時間)であり、10次元の奥行きに響き渡って織り成す壮大な音楽これが宇宙だと言います。
 空間は実は高次元でありしかもそれ自体がエネルギーを持っています。1998年宇宙が加速膨張していることで確かめられました。宇宙の96%は正体不明のエネルギーで満ちていますがここに思考エネルギーも入ってくるのではないかと思われます。物質も密度が違うだけで全てが空間で満たされています。
 現在のデジタル時代、空間は膨大な情報が飛び交っていてそれだけですごいことだと思いますが、空間は私達が思っているよりもはるかに動的構造です。

 絵画空間という言葉を使うとしたら、絵画の存在はある種の空間を想起させ場の空気を一瞬で変える力を持っています。人間の空間認識を超えた何かを模索し、新しい時代の空間概念を求めたいと思います。

 ありふれた日常の些細な出来事や当たり前のように感じる奇跡のような事柄に感謝することに加え、まずは存在の要かもしれないこの空間そのものに意識を向け感謝したいと思うのです。

円形絵画について
 平衡感覚を基底に持つ人間にとって四角で切り取られた世界(画面)はごく自然に受け入れられ非常に収まりがいいのに比べ、円形は形としての概念が前面に出てくるためその特性をうまく利用、増強、展開させたいと考えました。円は完全なる究極の形、至高の形でもありそして唯一体の中で綺麗な幾何学形態(円形)をなすものは眼であります。円形はいろいろなものの象徴として想起しやすい形とも言えると思っています。

丸田恭子HP
http://www.kyokomaruta.com/


# by yumenoniwa | 2024-09-22 12:02 | 夢の庭画廊
2024年 09月 21日
丸田恭子 略歴
1978 明治薬科大学卒業
1982  渡米(〜87年)アートスチューデントリーグオブニューヨークにて学ぶ(〜84年)
 
主な個展
1995 「丸田恭子の世界」駒ヶ根高原美術館/長野県
1997 高島屋コンテンポラリースペース/日本橋、東京
1999  SOKO東京画廊/東京
2000 ギャラリー1、(新宿パークタワー1F)/東京
2004 ウエストベスギャラリー/名古屋
2005 「超矛盾」ストライプハウスギャラリー/東京
2008 クリスタルギャラリー(志賀高原ロマン美術館)/長野県 ながの東急/長野市
2012 「地球の真中でYES と言う」夢の庭画廊/上田市
2013 「地球の外側でYESと言う」宇フォーラム美術館/東京
2014 Marie Gallery /東京
2017 「丸田恭子展— ナガノオルタナティブープリベンション」
    FLATFILESLASH倉庫ギャラリー/長野市

主なグループ展
1995 「線について」板橋区立美術館/東京
    「VOCA展‘95」上野の森美術館/東京
1999 「現代日本絵画の展望展」東京ステーションギャラリー/東京
2002 「彼女達が創る理由」長野県信濃美術館/長野市
2003 「アートウオッチングpart2」宮城県美術館/仙台
2005 「素材とコンセプト」小海高原美術館/長野県
   「クンストウィンター’05」カールホッファ財団アトリエ /ベルリン
2006 「6の視点展」おぶせミュージアム中島千波館/小布施、長野県
2009 「信濃からあつい風」関口美術館/東京 日本現代美術展」
    Yard Gallery/上海、上海アートフェア/上海
2011 「向こう側の光へ」/ガレリア表参道/長野市
2012 「the mono show」M50/半島1919日本文化村/上海
2017 表層の冒険ー抽象のアポカリプス(谷川渥企画)ギャラリー鸛/東京(17,19,24)   
    「2人展」宇フォーラム美術館/東京
2018 「Japanese Contemporary Exhibition 」コロンボ/スリランカ
2019 「Japanese Art 」アブダビ/アラブ首長国連邦
2020 「日本の美術を貫く炎の筆<線> 府中市美術館/東京
2021 「 シンビズム4ー信州ミュージアムネットワークが選んだ作家たち」
    安曇野市豊科近代美術館/長野県
2022 「その謎を解く手がかりは」元麻布ギャラリー/佐久市
   「常設展」府中市美術館/東京


# by yumenoniwa | 2024-09-21 18:20