2013年 05月 17日
石井 晴子展 会期 2013年5月17日(金)~6月16日(日) AM10:00~PM6:00(最終日3:00迄) 場所 夢の庭画廊(水・木休廊) 上田市前山264-3 ℡ 0268-38-3236 ■ 画歴 ■石井 晴子略歴 秋田県秋田市に生まれる 1961年 秋田県立秋田高等学校卒業 1961年 東京教育大学教育学部芸術学科絵画専攻入学 1965年 同大学卒業 1971年 女流画家協会に出品 1976年 秋田市、画廊ジャルダンにて2人展開催 以後5年間開催 1977年 主体美術展に出品以後現在まで連続出品 1980年 主体展にて佳作作家となる 1981年 〃 女流展にて東京新聞社賞 銀座、ギャラリー21にて個展 1983年 銀座ギャラリー21にて個展 主体展にて佳作作家 1984年 〃 1991年 〃 1992年 〃 1993年 〃 京橋、画廊花梨にて個展 1995年 主体展にて佳作作家 主体展会員推挙 1996年 京橋、画廊花梨にて個展 日本作家協会展(セントラルアネックス) 2000年 バルセロナ国際ビエンナーレ展出品(スペイン) 2003年 銀座アートホールにて個展 2006年 秋田市アトリオンにて、石井武夫・石井晴子回顧展 2007年 石井武夫・晴子・茉里三人展(松戸市、ギャラリー宇) 2008年 秋田県立秋田高校同窓会企画展・石井晴子展 2009年 秋田県角館町平福記念美術館にて個展 2010年 銀座、宮坂画廊にて3人展 2012年 銀座、宮坂画廊にてファミリー展 作品収蔵 秋田市立千秋美術館・秋田県立近代美術館・酒田市本間美術館 茂原市美術館 ■作品コンセプト 四年程前、枝垂桜が満開の時期、秋田県角館町の、平福記念美術館で個展 を開催し、今回は長野県上田市の夢の庭画廊において、バラの満開の時期 に個展をさせて頂けることは、花の好きな私にとって大変幸せな限りです。 夢の庭画廊は近くに無言館があります。私は父を戦争で失いました。画家ではなかったけれど、無言館の作家たちと同じ思いで父が逝ったと思うと、感慨深いものがあります。 私は〔都会の憂鬱〕をシリーズとして20年ほど制作し続けてきました。 長女を病気で失い、ようやく、7年後に次女、続いて三女に恵まれ、この 二人の娘たちには、なによりも健康に育つようにとの強い思いがありました。 そんな時、私たちの住んでいる町の都市開発が始まり、娘たちが遊んでい た公園がなくなり、銀杏の大木も切られ、近代的な建築物の街に変貌を遂げてしまいました。 都会的な便利で合理的な生活の反面、大気汚染、自然と遊び場所を失った 子供たちの健康的な将来への不安が、〔都会の憂鬱〕の制作のきっかけとな り、気が付いたら20年も続けていました。 今もその思いは変わらないけれど、社会的な批判というよりは、最近、現代的な建築に美を感じ、そして自然(花、観葉植物、木の実、果実、樹木)もいとおしく、都会と自然の融和、自然との共生を望みながら、自然豊かだった故郷の思い出なども盛り込んでの制作となりました。 いつの間にか癒されている自分自身に気が付きました。
by YUMENONIWA
| 2013-05-17 20:50
| 夢の庭画廊
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